異例のダイヤ改正内容見直し JR京葉線、3月以降も朝の快速一部存続

ニュース画像:E233系 2023年06月18日撮影 - 「異例のダイヤ改正内容見直し JR京葉線、3月以降も朝の快速一部存続」
E233系 2023年06月18日撮影

©レイルラボ くらぼんぼんさん

JR東日本千葉支社は、2024年3月16日(土)に行うダイヤ改正で、廃止が予定されていた京葉線の朝夕の快速について、早朝の上り一部列車のみ運行を継続すると発表しました。ダイヤ改正の発表後に、改めて変更するのは異例です。

運行を継続するのは、上総一ノ宮駅と君津駅をそれぞれ6時過ぎに出発し、7時30分前後に東京駅に到着する快速2本。いずれも外房線、内房線内は各駅に停車します。なお、今回の改正で廃止される通勤快速やこの他の快速などの変更はありません。

京葉線のダイヤ改正を巡っては、千葉県や千葉市などの周辺自治体の利用者などから改正内容に対しての反発意見が多く挙げられていました。2023年12月28日には、千葉市の神谷俊一市長がJR東日本千葉支社の土澤壇支社長と面会、JRに対しダイヤ改正の撤回・再考を申し入れ。今回の改正内容変更は、このような沿線自治体、利用者の声を受けて行われたものです。

変更を受け神谷市長は「市の申し入れを受け入れていただきありがたいが反映は限定的」としているほか、千葉県の熊谷俊人知事はX(旧Twitter)上で「見直し内容は本質的に応える内容ではなく、今回の見直しだけでは納得は得られない」と発言しています。

もっと、詳しく見る!

ニュースURL

関連ジャンルニュース

このニュースの関連ジャンルのニュースを紹介しています。