JR北海道「H100形」ラッピング車両、新たに4両導入!旧国鉄標準色も

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導入される4両のラッピングデザイン

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JR北海道は、H100形気動車の新たなラッピング車両を2024年2月から順次、運行を開始します。国と北海道の支援を受け、新たに4両を導入。これにより、既存のラッピング車両とあわせ計8両で運用される予定です。

H100形ラッピング車両は、地域の交通インフラの強化と観光促進を目的に運行。新たに追加される車両は、室蘭線、日高線、根室線、宗谷線の特色を生かしたラッピングが施され、各線区沿線等の運転所に配置されます。運行については、旭川~名寄・網走・富良野間、網走~緑間、長万部~苫小牧間、室蘭~東室蘭間を結ぶ定期列車としての使用のほか、観光列車としても運行予定です。

車両の外装デザインは、室蘭線に配置される「H100-84」号と「H100-85」号が、それぞれ石炭車モチーフと、旧国鉄一般気動車標準色をベースにしたアイヌ文化と馬産地を表現するものに。宗谷線に配置される「H100-86」号と「H100-87」号は、沿線市町の四季折々の景色や名物を盛り込んだデザインや、鉄道と天塩川を表現した幾何学模様のデザインが施されています。

内装に関しては、観光列車としての使用にも適するよう、従来のH100形から変更が加えられています。座席シート生地は、タンチョウやエゾマツなど、北海道の自然や風景をイメージした絵柄でデザインされ、新しく追加されたテーブルには北海道産のタモ材が使用されています。また、吊り手にも木材が用いられており、乗客に北海道の自然をより身近に感じてもらえるよう工夫が施されているとのことです。

ニュース画像 1枚目:車内イメージ
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