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JR東日本東北本部は2024年3月6日(水)、山形新幹線の新型車両E8系の試乗会を開催しました。営業運行開始の3月16日(土)に先駆けて真新しい車両に乗車したのは、応募総数約1,800人の中から抽選により選ばれた山形県在住の約150組300人です。
試乗会に投入されたのは、E8系のトップナンバーであるG1編成。山形新幹線 山形駅を15時20分頃に出発、終点の新庄駅に16時30分頃に到着する約1時間の片道旅。参加者のうち、約3割ほどが子ども連れとあって、車内からは、ホームで見送る人たちに満面の笑顔を浮かべ手を振る姿も。あと10日でデビューするE8系の旅を、誰よりも早く楽しみました。
E8系は、川崎車両と日立製作所により2023年から製造を開始。山形新幹線では現行のE3系以来、約25年ぶりとなる新型車両(ミニ新幹線)です。車両は7両編成で車体カラーはE3系に使用されている「おしどりパープル」「蔵王ビアンコ」「紅花イエロー」を採用。車内には、スーツケース対応の大型荷物置場を全号車に設置、さらに電源コンセントを全席に設置するなど、サービス設備も充実しています。また、山間部など積雪寒冷地を走行することを考慮し、車両への着雪対策として台車部にヒーターを搭載、輸送の安定性向上も図られるとのことです。
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東北新幹線の宇都宮～福島間ではE5系と併結して運転し、最高速度は現行のE3系と比べ275km/hから300km/hにスピードアップします。これにより、所要時間がダイヤ改正前と比べ最大4分短縮、最速達の「つばさ」は東京～山形間を2時間22分、東京～新庄間を3時間7分で結びます。
【E8系で運転する列車(3月16日〜)】
◾️下り
つばさ131号：東京 09:24 新庄 12:31 ※現行より4分短縮
つばさ149号：東京 17:00 山形 19:45 ※E3系で運転する場合があります
つばさ157号：東京 19:16 新庄 22:45 ※E3系で運転する場合があります
◾️上り
つばさ122号：新庄 05:40 東京 09:12
つばさ124号：山形 07:12 東京 09:35 ※現行より4分短縮
つばさ144号：新庄 13:18 東京 16:48 ※E3系で運転する場合があります
