JR西日本 イメージ E7・W7系
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JR西日本は、2024年春闘におけるベースアップ(ベア)について、労働組合に回答しました。ベースアップは全社員平均8,630円で、このほか基準昇給(5,850円)及び、諸手当の改善額(5,340円)を含む全社員の平均賃上げ額は19,820円に達し、平均6.3%の賃上げとなります。
また、2024年度から京阪神地区で初任給を10,060円引き上げ。さらに、博士号取得者に対する初任給も新設されます。シニア社員や契約社員に対する賃金改善も実施され、定年後再雇用されるシニア社員の月額は4,500円、契約社員の時間額は120円にそれぞれ引き上げられます。契約社員の平均賃上げ率は約10.2%です。
このほか、転居を伴う異動時の20万円の一時金や、資格取得に関わる一時金の増額なども実施される計画です。
JR西日本は今回の賃上げ等について、若手社員をはじめとした社員の働きがいの向上及び将来を担う優秀な人財確保のほか、鉄道施設・設備や車両の整備、多様化するニーズに対応する人財の成長支援のために実施するとしています。
