JR東 吾妻線、長野原草津口〜大前間の利用者減少で自治体に協議申入れ

ニュース画像:大前駅の様子 2022年04月15日乗車 - 「JR東 吾妻線、長野原草津口〜大前間の利用者減少で自治体に協議申入れ」
大前駅の様子 2022年04月15日乗車

©レイルラボ ニセコさん

JR東日本は、吾妻線の長野原草津口〜大前間について、利用者が減少している背景を受け、沿線自治体である群馬県、長野原町、嬬恋村に対し、「総合的な交通体系に関する議論の申入れ」を2024年3月22日に行いました。

吾妻線は、公共交通から自家用自動車への移動手段の転換、人口減少の影響等により利用者数の減少が続き、2022年度の長野原草津口〜大前間は、1日当たりの平均通過人員が263人と、JR発足時から約7割減少しています。同社は、鉄道の特性である大量輸送のメリットを発揮できていない状況であることから、「地域住民にとって役に立つ交通モードが現在の鉄道なのか、存続や廃止という前提を置かない議論が必要」として今回、沿線自治体への協議申し入れに至ったとしています。

JR東日本は、吾妻線の沿線地域発展にも引き続き貢献していく姿勢を示しつつ、交通体系のあり方を総合的な観点から議論を行いたいと、群馬県、長野原町、嬬恋村に対し協議への参加を呼びかけています。

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