肥薩線 八代~人吉、“鉄道で復旧” 熊本県とJR九州が合意 上下分離方式に

ニュース画像:キハ200系 2020年07月01日撮影 - 「肥薩線 八代~人吉、“鉄道で復旧” 熊本県とJR九州が合意 上下分離方式に」
キハ200系 2020年07月01日撮影

©レイルラボ Aqrafさん

熊本県とJR九州は、2024年4月4日に開催された「第7回JR肥薩線検討会議」にて、肥薩線 八代~人吉間の鉄道復旧の方向性について合意したと発表しました。

2020年7月の豪雨災害で被災した八代~人吉間を、鉄道で復旧させることに両者で合意したもので、熊本県の蒲島知事とJR九州の古宮代表取締役社長との間で締結されました。

今後、基本合意書の内容について深度化を行い、2024年度末までに熊本県・JR九州において鉄道復旧について最終合意することを目指す方針です。なお、鉄道復旧後の同区間の運営は、熊本県を含む地元自治体を第三種鉄道事業者、JR九州を第二種鉄道事業者とする「上下分離方式」を採用するとしています。

このほか、復旧区間の持続可能性をさらに高めるため、「観光を軸とした日本一の地方創生モデルの実現」と「マイレール意識の醸成による日常利用の創出」を具体化することも合意しています。

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