大宮 鉄道博物館、ドイツの「DB博物館」と姉妹館提携を締結

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鉄道博物館

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さいたま市大宮区の鉄道博物館は、ドイツ・ニュルンベルクのDB博物館(DB Museum)と姉妹館提携を締結たと発表しました。2024年7月11日に、DB博物館で調印式が実施されました。

DB博物館は、ニュルンベルクに所在する現在、世界最古の鉄道博物館です。ドイツ最大手の鉄道会社である「ドイツ鉄道(Deutsche Bahn:DB)」の社会貢献の一環として、博物館はドイツ鉄道財団に属し、その傘下で運営されています。鉄道博物館の運営を行うJR東日本は、これまでもドイツ鉄道と密接な協力連携を行い、収蔵品の貸し借りや世界の鉄道博物館の国際会議開催などを実施してきました。

今回の姉妹館提携は、両館の交流活動を強化する目的で締結されたものです。この提携により、従来からの文書・収蔵品の貸し借りなどに加え、共同企画展の開催や更なる知識の共有を図っていく方針です。

11日の調印式の式典ではDB博物館のゲッツェ館長、ドイツ鉄道財団のランゲ マネージング・ディレクター、バイエルン州のベルンライター住宅・建設・交通大臣、ニュルンベルク市のレーナー文化担当市長が挨拶。日本側からも在ミュンヘン日本国総領事館 別所健一総領事、JR東日本パリ事務所の黒田英朗所長が挨拶し、東日本鉄道文化財団の田浦芳孝理事長、鉄道博物館の大場喜幸館長がスピーチを行いました。

その後、両館長が姉妹館提携文書へ署名し、記念品としてDB博物館からICE車両のH/Oサイズ模型、鉄道博物館からE5新幹線車両のH/Oサイズ模型の高速鉄道車両模型の交換が実施されました。

なお、大宮の鉄道博物館においても、2025年、または2026年に姉妹館提携に関する式典の開催が計画されています。

ニュース画像 1枚目:調印式の様子
調印式の様子

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