JR九州、29年ぶりの運賃値上げへ 25年4月1日から

ニュース画像:キハ40系 2024年04月07日撮影 - 「JR九州、29年ぶりの運賃値上げへ  25年4月1日から」
キハ40系 2024年04月07日撮影

©レイルラボ REDさん

JR九州は、運賃・料金の上限変更認可を国土交通大臣に申請したと発表しました。今回の申請により、2025年4月1日(火)に旅客運賃の値上げを実施する計画です。

JR九州の運賃値上げは、消費税率の引上げによるものを除き、実に約29年ぶり。値上げを行う理由について、九州地区の人口減少や高齢化、新型コロナウイルス感染症の影響による輸送需要の減少などにより、経営状況が厳しくなっていることを挙げています。また、電気料金や物価の高騰により経費が増加し、安全やサービスの維持向上、老朽化した車両・設備の更新に必要な資金確保が困難となっていることも理由に挙げています。

具体的な改定内容としては、普通旅客運賃について平均14.6%の改定を申請しており、101km以上の運賃は300km以下に適用する賃率を2円(11.3%)引き上げ、301km以上の賃率は据え置きます。定期旅客運賃については、通勤定期は平均30.3%、通学定期は平均16.0%の改定を申請し、通勤定期の割引率を見直して1か月は現行平均51.7%から改定後平均46.7%に変更します。新幹線特急料金については平均12.4%の改定を申請し、九州新幹線の一部隣接駅間の自由席特急料金は870円で据え置き、西九州新幹線の料金も据え置きます。

ニュース画像 1枚目:改定率一覧
改定率一覧

©JR九州

期日: 2025/04/01から

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