多摩モノレール1000系 2023年02月11日撮影
多摩都市モノレール(東京都)は2024年7月23日、多摩モノレール延伸(上北台～箱根ケ崎)についての軌道法に基づく特許を、国土交通大臣に申請したと発表しました。今後、東京都と連携して2030年代半ばの開業を目指し、事業化に向けた手続きを進めるとしています。
多摩モノレールは、多摩センターから上北台までの全長16kmを結ぶ跨座式モノレールです。今回申請した延伸区間は、既存開業終点駅(上北台)のある東大和市から武蔵村山市を経由し、JR箱根ケ崎駅のある西多摩郡瑞穂町に至る延長約7.0km。この区間に新たに7つの新駅が計画されており、東京都内で唯一、鉄道駅のない武蔵村山市内に5駅が設置されます。
延伸区間の位置図
©多摩都市モノレール
延伸区間の建設費は総額約1,290億円。支柱、桁、駅舎等のインフラ部分を東京都が、車両、電車線、券売機等の運行・経営などのインフラ外部を多摩都市モノレールが施行します。
