東京の主要な街を結ぶJR山手線。全長34.5km、全30駅をぐるっと1周する路線には、「外回り」「内回り」の運行系統があります。日常的に「外回り」「内回り」と聞き慣れている方も多いと思いますが、では実際にすんなりと各方面を見分けることができるひとはどれくらいいるのでしょうか?今回は、今さら聞けない?!「外回り」「内回り」を簡単に見分けられる方法を紹介します。
そもそも山手線「外回り」は、大崎を起点として渋谷・新宿・池袋・上野方面へ向かう系統。「内回り」は、大崎を起点に品川・東京・上野・日暮里方面へ向かう系統です。
まずは「外回り」「内回り」が、どちら方面なのかがわからないという場合に便利な方法を紹介します。簡単にいうと、時計回りが、「外回り」、時計と反対周りが「内回り」です。これは日本の交通ルールでは左側通行が基本となっていることに由来しています。これに則り山手線を上から見た場合、自分の今いる駅(例 新宿)から目的の駅(例 池袋)へ行くとして、自動車と同様左側を走行すると考えると「外回り」になります。
では、渋谷駅や恵比寿駅など同一ホームを使用する山手線「外回り」「内回り」を区別する方法をご存知ですか?見分け方は「ホームドア」にあります。「外回り」のホームドアには、山手線カラーであるウグイス色の少し細めのラインがが2本描かれています。一方の「内回り」のホームドアには、太めのラインが1本描かれているのです。
いかがでしたか?これでもうあなたも明日からは簡単に見分けられること間違いなし!以上、明日使える鉄道トリビアでした。