JR東日本クロスステーション フーズカンパニーは、2024年9月9日(月)にJRE MALL・楽天市場にて「ECショップ【冷凍駅弁】駅弁屋 祭」をオープンすると発表しました。開業に先立ち、6日に同社本社にて報道陣への発表と商品試食会が開催されました。
同社が展開する「駅弁屋 祭」は、東京駅と仙台駅に実店舗を構えています。特に東京駅「駅弁屋 祭 グランスタ東京」は“日本一の駅弁屋”を謳い、「毎日が駅弁祭り!」をコンセプトに、日本各地の名物駅弁などを常時約150種取り揃える人気店です。
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今回のECサイトでは、実店舗の人気駅弁を取りまとめ、肉系から海鮮系まで34商品の取り扱いからスタートするとのこと。「駅弁屋 祭」人気第1位の米沢駅弁「牛肉どまん中」、第2位の「チキン弁当」、第3位の「炭火風牛たん弁当」もラインアップされています。同社曰く、実店舗をもつ会社として、日本各地の多くの駅弁を一堂に集め、ECサイトで取り扱うのは初めてとのことです。
商品は冷凍のため、全国(沖縄・離島除く)への発送が可能。解凍は電子レンジのほか一部商品は常温での解凍も可能。持ち歩いている間に解凍して出先で食べることや、冷凍の保存食としても便利です。これまで近くに販売店のない地域の人でも、各地の有名駅弁を楽しんでもらえるほか、プレゼントとしても活用できます。さらに、昨今深刻化している地震や台風などの災害時でも、自然解凍で美味しい食事を摂ることができそうです。
今回、「牛肉どまん中(レンジ・常温解凍の2種)」と「炭火風牛たん弁当(レンジ解凍)」を試食。筆者は両駅弁を実際に食べたことがありますが、どちらも通常のものと遜色なく、お米の炊き具合も具材もそのまま。レンジ・常温解凍も、ほぼ同じ状態で美味しくいただきました。冷凍駅弁は、通常の駅弁より小さい専用容器に盛り付けてあり、冷凍庫での収納や電子レンジでの解凍を考慮しているとのこと。子どもや女性でも気軽に食べられるサイズで、ほかのおつまみなどと一緒に無理なく食べられるのも嬉しいです。商品の外装には通常の駅弁と同じような“掛け紙”風スタイルを採用しているので、ご当地感を感じることもできます。
なお、「牛肉どまん中」は、製造・販売する新杵屋と冷凍駅弁として共同開発しており、「ECショップ【冷凍駅弁】駅弁屋 祭」の限定商品とのことです。
運営するJR東日本クロスステーション フーズカンパニーは、「駅弁は、日本独自の食文化であり、2025年で140年(諸説あり)を迎える歴史があります。こうしたところで今夏の冷凍駅弁の販売など、今後も更なる駅弁業界の発展のため各駅弁会社と協力していきたい。」とコメントしています。
「ECショップ【冷凍駅弁】駅弁屋 祭」は9日10時にオープン予定。駅弁1個から購入可能で、送料は全国一律1,500円、税込6,980円購入の場合は送料無料です。冷凍駅弁は通常の駅弁よりコンパクトなため、価格も割安で提供するとのこと。取り扱い商品の詳細は、以下の通りです。
オープンを記念して、駅構内の駅弁屋で人気の商品をセットにした、「駅弁屋 祭 人気5商品詰め合わせセット」4,980円を、限定200セット販売。さらに初回購入特典として、JRE MALL・楽天市場それぞれのショップ先着250名に、税込3,000円以 上で使用できる「500円OFFクーポン」が配布されます(「オープン記念 人気5商品詰め合わせセット」は対象外)。