近畿日本鉄道は、24年ぶりの新型一般車両として導入を進める「8A系」について、2024年10月7日(月)に運行を開始すると発表しました。同日より、奈良線、京都線、橿原線および天理線での運行を予定しています。運行開始に先駆けて、9月に有料の試乗会・撮影会が開催されます。
「8A系」は、えちごトキめき鉄道の観光列車「えちごトキめきリゾート雪月花」や、JR西日本「WEST EXPRESS 銀河」、新型やくも「273系」などを手がけてきたイチバンセン 川西康之氏がデザインを担当。車内には、ベビーカーや大型荷物などを所持する利用者向けの着席スペース「やさしば」などが設置されます。
9月28日(土)には有料撮影会として、3編成(各4両)の「8A系」を宮津車庫に並べ、正面や側面など外観を自由に撮影可能。計3回実施され、各回50名計150名を募集します。イベントは各コースとも約90分間で、参加代金は大阪難波駅発着の場合、大人24,000円、子ども18,000円。近鉄運賃、参加記念品代、イベント料、諸費用が含まれます。
9月29日(日)には有料試乗会を開催します。大阪上本町駅から京都駅までを試乗するもので、120名を募集。参加代金は、大阪上本町駅発、京都駅着のみで大人8,000円、子ども6,000円。近鉄運賃、参加記念品代、諸費用が含まれます。
両イベントともに9月6日(金)16時から近鉄ホームページにて先着順で受け付けを開始、売切れ後は自動的にキャンセル待ちとなります。