西日本鉄道は2018年1月25日(木)、同社が2019年春に導入する予定の新観光列車について、ネーミング、車両概要、デザインなどの詳細を発表しました。新観光列車は、2017年4月に導入が公表されていたものです。
西鉄の新たな観光列車は、筑後地方を中心とした沿線地域の新鮮な食材を列車内のキッチンで調理して提供する「料理」にこだわった列車とされ、名称は「THE RAIL KITCHEN CHIKUGO」となります。
車両は、既存の6050形が、3両編成、座席数52席に大規模改造されます。2両目には「窯」を中心とした大型キッチンを設置し、筑後地方を中心とした沿線地域の新鮮な食材を使用した料理が提供される計画です。1両目、3両目は同社初のトイレ付き車両とされます。
なお、同列車を導入するための投資額は約5億円で、車両デザインは、「トランジットジェネラルオフィス」の全体プロデュースのもと、グラフィックデザイナーの福岡南央子さんが外装デザインなどを担当します。