日本信号は2018年1月31日(水)、三菱重工業から、タイ国鉄バンコクレッドラインの信号システムを受注したと発表しました。
バンコクレッドラインの建設プロジェックトは、タイ政府が進める大規模事業計画のひとつで、バンコク中心部の「Bang Sue(バンスー)」駅を起点とし、北に26.4キロメートル、西へ14.6キロメートル敷設される全線高架の鉄道路線計画です。2020年に完成予定で、将来の延伸も見込まれています。資金は、北線が日本政府からタイ政府に供与される円借款、西線がタイ政府の自己資金で建設されます。
日本信号は、運行管理装置、電子連動装置、自動列車防護装置、列車検知装置を納入します。中でも自動列車防護装置は、 「ETCS Lv.1(European Train Control System Level1)」を納入するように要求があり、ETCSを含めたシステムとして、統合されます。
同社では、「安全と信頼」の技術を活かし、バンコクの快適な街づくりと持続的な発展に貢献していくとしています。