しなの鉄道は、2018年3月4日(日)から115系による「コカ・コーララッピング電車」の運転を開始し、同日、記念列車の運転や、出発式を開催します。
このラッピング電車は、1987年から約4年間、長野地区で運行されていた「コカ・コーラ」レッドカラーの115系の塗装を再現した列車です。しなの鉄道では、「115系の動く博物館」を目指し、かつての信越本線で走っていた、懐かしい車体カラーを復刻を進めており、2017年4月に「初代長野色」、2017年5月に「湘南色」、2017年7月に「横須賀色」に続き、4色目の復刻となります。
今回の復刻では、日本コカ・コーラ、北陸コカ・コーラボトリングの協力を得たほか、塗装変更費にクラウドファンディングを活用して、資金調達を行っています。なお、車両のカラーは、30年前と同じ「コカ・コーラ」レッドカラーですが、「コカ・コーラ」のロゴとキャッチコピーは、現行のデザインとなります。
記念列車は、往路が戸倉10時50分発、軽井沢11時35分発、復路が軽井沢12時50分発、戸倉13時56分着で運行します。このうち、往路はクラウドファンディングの支援者の専用列車として、復路は一般の方も利用できる臨時列車として運転します。
なお、運行開始にあたり、10時15分から戸倉駅で出発式が行われます。式典には、日本コカ・コーラや北陸コカ・コーラボトリングの関係者が招かれ、地元チアリーディングチーム「千曲キューティアンズ」が登場し会場を盛り上げるほか、「復刻記念1日子ども駅長」に出発合図が実施されます。
また、軽井沢駅では11時55分から12時25分まで、撮影会が実施されます。この撮影会は臨時列車の折り返しの時間を使って行われるもので、有効な軽井沢駅の入場券又は軽井沢駅発着の乗車券を所持していれば、誰でも参加できます。
詳しくは、しなの鉄道のウェブサイトを参照ください。