北総鉄道は、2018年2月21日(水)から、各駅に設置している「非常通報ボタン」の名称を「非常停止ボタン」に変更しました。これはボタンに、列車を自動的に停止させる機能を追加したための措置です。
従来の「非常通報ボタン」は、ボタン操作により、乗客の転落や障害物の発見などの異常事態を、駅係員や列車乗務員に伝える機能しかありませんでしたが、今回改良した「非常停止ボタン」では、列車の非常ブレーキを自動的に動作させ、迅速に停車させる機能を追加させています。北総鉄道では、これにより、安全性の向上を図ることができるとしています。
また、今回の名称変更に合わせ、ボタンの位置を表す表示板のデザインにJIS規格で制定された案内用記号を採用しています。説明文には、従来の日本語と英語の表記のほか、中国語と韓国語の表記も追加し、多くの利用者に対し、周知を図るデザインとされました。
詳しくは、北総鉄道のウェブサイトを参照ください。