JR四国は2018年2月26日(月)、2000系気動車の試作車両である「TSE」編成について、3月17日(土)の特急「宇和海2号」をもって定期運用を終了し、6月と7月に「さよなら」ツアーを催行すると公表しました。
「TSE」編成は、1989年に富士重工で製造された2000系の試作車両で、世界初の制御付き振子式気動車車両として知られています。同編成は、これまでに、「鉄道友の会ローレル賞」、「日本機械学会賞」を受賞、2018年現在は、特急「宇和海」として松山~宇和島間で運行されていますが、3月17日(土)のダイヤ改正をもって定期運行が終了となります。
なお、JR四国は、「さよならTSE カウントダウン乗車ツアー」を、6月1日(金)、6月15日(金)、7月3日(火)に開催する予定で、ツアーの詳細については今後、JR四国ツアーの商品ページで順次公開するとしています。