西武鉄道は、2018年3月7日(火)、駅構内の安全性向上・駅係員の負荷軽減を実現する警備ロボットを使った実証実験を、2018年秋頃から行うと発表しました。
これは、公共施設や観光地などでの各種サービスを提供するロボットシステムをテーマとした東京都立産業技術研究センターの2017年度ロボット産業活性化事業「公募型共同研究開発事業」に対し、西武鉄道ちとアースアイズ、日本ユニシスが共同で提案したテーマが採択されたことを受けて行われるものです。
西武鉄道は、「駅の安全性向上および駅係員の業務負荷軽減」に加え、最先端のICT技術を保有する企業と協働することにより、乗客の安全・安心の確保および利便性の向上を図ることを目的に参画しています。
活性化事業に提案されたのは、「駅定点監視カメラの死角を警備ロボットが監視することで駅の安全性向上や駅係員の業務負荷軽減に寄与する」としたテーマで、実証実験は、同テーマに沿って進められます。
実証実験の概要は、東京都立産業技術研究センターが試作開発中の自律移動型案内ロボット「Libra(リブラ)」をベースに、屋外での利用を目指す試作ロボット「Taurus(トーラス)」の防水・防塵、踏破能力を組み合わせ、不審者、不審物などを検知、通報する仕組みを実現した自律移動型ロボットを開発を目指すというものです。
詳しくは、西武鉄道または、日本ユニシスのウェブサイトを参照ください。