東海道新幹線、N700Sの基本性能試験を開始 9月からはバッテリー自走試験

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バッテリー自走システムの概要

©JR東海

JR東海は2018年3月22日(木)、2020年度に営業投入を予定している東海道新幹線の新型車両「N700S」について、3月20日(火)から確認試験車による走行試験を開始したと公表しました。

走行試験は、概ね3年間が予定されており、確認試験車は、その後も試験研究専用車両として活用される予定です。3月20日(火)からは、基本性能試験が実施されているほか、2018年9月からはバッテリー自走システムによる走行試験、10月からは8両編成での走行試験が開始されます。

バッテリー自走システムの試験は、新たに搭載することが可能となったリチウムイオン電池を用いて実施されるます。システムは、地震発生時などの長時間停電においても、乗客の避難が容易な場所まで低速での自力走行が可能となるもので、高速鉄道では初のバッテリー自走システムとなります。

また、8両編成での走行試験は、様々な編成長で構成可能な「標準車両」の特徴を生かし、16両編成を8両編成に変更して実施されます。

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