神戸新交通は、三宮駅から神戸空港駅までを結ぶポートライナーを走行する2000形について、平日朝ラッシュ時における混雑緩和を目的として固定座席の一部を跳ね上げ式座席に変更する改造を行うと発表しました。
改造工事が行われるのは、2008年3月から2009年10月にかけて更新と増備が行われたポートライナー2000形車両です。工事は、固定座席の一部を跳ね上げ式座席に変更し、車両の扉付近の混雑緩和を図ります。まず、2018年4月に改造車両が1編成投入される予定となっており、2019年5月にかけての期間で合計14編成に改造工事が行われます。
同社では改造工事の実施により、車両の実質的な収容能力が編成あたり約30人、乗車率約10%相当増加するとしており、全編成の改造が完了した際には、平日朝ラッシュの8時台において、約620人分の輸送力増加を見込んでいます。
詳しくは、神戸新交通のウェブサイトを参照ください。