JR東海、在来線向けの新型レール削正車を使用開始へ

ニュース画像:新型のレール削正車 - 「JR東海、在来線向けの新型レール削正車を使用開始へ」
新型のレール削正車

©JR東海

JR東海は2018年4月5日(木)、在来線用の新型レール削正車を4月11日(水)から導入すると発表しました。

「レール削正車」は、定期的にレールの表面を削り、状態を整えることでレールの傷の発生を抑える保守用車両です。車体下部に、高速回転する複数の砥石を搭載、走行し
ながらレールの表面を削ります。JR東海の在来線では、列車本数が多い東海道本線、中央本線において、列車が走らない夜間の時間帯に運用されています。

今回導入されたレール削正車は、スイスに本社を置くスペノ・インターナショナル製の車両です。制御装置が改良され、砥石のレールへの押しつけ力が強化されており、レール削正時の走行速度は、現行の時速5キロメートルから8キロメートル程度に向上しています。速度向上により、削正可能な距離は、約1.5倍に拡大される計画です。

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