せとうちパレットプロジェクト
JR西日本は2018年5月10日(木)、多様な観光資源を有する瀬戸内エリアで、鉄道事業と創造事業が連携し、新たな魅力を生み出し、地域活性化をめざす「せとうちパレットプロジェクト」の展開を発表しました。
このプロジェックトは、広域周遊ルートの構成と地域の産業や文化を活かしたコンテンツ整備により、訪れるたびに新しい魅力を発見できる重層的なエリアを創出し、瀬戸内を国内外から多くの方が、繰り返し訪れる一大周遊エリアにすることをめざしています。
主な取り組みは、基盤となる広域周遊ルートの構成として、鉄道とクルーズ船を組み合わせた周遊ルート構築や新規航路の開発、観光結節点となる駅の整備、山陽新幹線の利便性や魅力の向上、新幹線拠点駅と観光地を結ぶ観光列車や、京阪神と瀬戸内エリアを結ぶ「新たな長距離列車」の運行を計画しています。
集客力のあるコンテンツの整備として、地域ならではの食や土産物の魅力を活かして拠点駅を開発、地域の特性を活かした新しい形態の魅力ある宿泊施設を展開、地域の魅力ある商材の開発と販路開拓、地域のイベントや素材に新たな視点を組み合わせたコンテンツ整備と幅広い情報発信に取り組みます。
この一環として、瀬戸内海汽船と共同で企画し、とびしまエリアの島をめぐる「せとうち島たびクルーズ」や、山陽新幹線各駅に停車する「こだま」の魅力向上と、地域活性化を目指し、サンリオの人気キャラクター「ハローキティ」とコラボレーションした「ハローキティ新幹線」を運行するほか、サイクリスト向けや古民家を活用した宿泊施設の開業、魅力のある商品の開発や販路構築と拡大を実施します。
詳しくは、JR西日本のウェブサイトを参照ください。
