5500形 イメージ
東京都交通局は、浅草線では20年ぶりの新型車両となる「5500形」について、2018年6月30日(土)から営業運転を開始すると公表しました。
5500形は、「日本らしさとスピード感が伝わる車両」のコンセプトに、外観は国際的にも日本のイメージとして一般的で、かつ浅草線沿線とゆかりのある歌舞伎の隈取りを現代風にアレンジし、凛々しく躍動感あるデザインが採用されています。
内装は、和紙や寄せ小紋のほか、東京の伝統工芸品である江戸切子などの柄とともに、沿線由来のイラストを使用し、落ち着きのある和の雰囲気の中にも遊び心がある空間デザインを採用しています。
車両の特徴としては、ユニバーサルデザインの考え方を取り入れ、車いすやベビーカー、大きな手荷物を持っている方にも快適に利用できるよう、すべての車両に車いすスペースまたはフリースペースを設置しています。また、ラッシュ時にスムーズな乗降ができるように、乗降口脇のスペースを拡大しました。
そのほか、側扉上部には、多言語対応2画面液晶モニターの設置し、訪日外国人の方へも充実した案内を提供できるようにしました。
なお、6月30日(土)に投入される車両は1編成ですが、今後は浅草線の車両の全27編成を、現在の主力である5300形から置き換えて行く予定です。
詳しくは、東京都交通局のウェブサイトを参照ください。
