アプリ「Tokyo Trains」 画面イメージ
首都圏の多数の公共交通事業者やICT事業者が参画する「公共交通オープンデータ協議会」は2018年5月15日(火)、2017年12月から一般に募集していたオープンイノベーション型のコンテスト「東京公共交通オープンデータチャレンジ」の審査結果を公表しました。
「東京公共交通オープンデータチャレンジ」は、協議会に参画する交通事業者が、それぞれの保有するデータを一般の開発者に対して公開し、様々なアプリケーションやアイデアを募集していたもので、海外からの参加も含め、約800件の参加申し込み、約100件のアプリケーション、アイデアが応募されました。
審査の結果、最優秀賞に選定されたのは、日向慧さんが開発した、東京の主な路線の在線位置・時刻表・のりかえ情報を統一的に確認できるアプリ「Tokyo Trains」です。同アプリ一つでJR東日本や東京メトロのほか、小田急、京王、京成、京急、東急、西武、東武、都営地下鉄、ゆりかもめ、埼玉高速鉄道、東葉高速鉄道、つくばエクスプレス、みなとみらい線など、首都圏主要路線の在線位置が確認できます。
このほか、鉄道やバスなどの交通網の動作を3次元地図に表示するソフトや、車いす利用者の駅間移動を効率化するアプリ、都営バス路線沿いの「公共トイレ」を見つける案内アプリなどが入賞しています。
