JR四国は2018年6月8日(金)、5月に牟岐線の踏切で発生した列車と乗用車の衝突事故に関して、当該乗用車のドライバーの避難誘導を行なった高校生に対し感謝状を贈ると公表しました。
この事故は、5月28日(月)、牟岐線の阿波赤石〜南小松島間に所在する今開第二踏切で発生したものです。踏切内で立ち往生していた軽乗用車に普通列車が衝突、牟岐線は、約1時間にわたって運行を停止し、遅れや運休などの影響がでました。
この事故の際、現場に居合わせた高校生が、踏切内に留まっていた高齢のドライバーを踏切外への避難誘導を行いました。JR四国は「死傷事故を回避することができたことは、この高校生の咄嗟の判断によるものである」としており、今回、感謝状が贈呈されます。