JR貨物、インドにおける完成車の鉄道輸送について実現可能性を調査へ

ニュース画像:CTO事業会社であるJKTIのコンテナ用貨車  - 「JR貨物、インドにおける完成車の鉄道輸送について実現可能性を調査へ」
CTO事業会社であるJKTIのコンテナ用貨車

©JR貨物

JR貨物は、2018年6月11日(月)に、鴻池輸送と共同で、経済産業省が公示した「平成30年度 質の高いインフラの海外展開に向けた事業実施可能性調査事業」に、「インド国・日本企業のインド進出に資する完成車における鉄道輸送技術の実現可能性調査」の事業名称で応募し、採択されたと発表しました。

この調査の目標は、日本の鉄道輸送技術等を導入した完成車輸送ネットワークを構築して完成車輸送のモーダルシフトを実現することにより、カーキャリア不足、交通渋滞、交通事故、環境問題などのインドの諸課題の問題解決を図るとともに、同国に進出した日系自動車製造企業に利益を図ることとしています。

今回は、鴻池輸送が2016年10月にインド現地企業と合弁で、鉄道コンテナ輸送事業会社である「Joshi Konoike Transport & Infrastructure Pvt.Ltd.(JKTI)」 を設立し、日本企業として初めて、鉄道コンテナ輸送に本格参入していることや、JR貨物が日本国内において完成車輸送用の輸送ツールなどの開発と実輸送の経験を持っていることから、両社の強みと経験を合わせることにより、日本の鉄道輸送技術をインドでも導入し、効率的で利便性の高い完成車輸送ネットワークを構築できると考え、応募したものです。

詳しくは、JR貨物のウェブサイトを参照ください。

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