伊予鉄道は2018年7月1日(日)から、1年通勤定期券を発行します。これにあわせ、従来から発行していた1カ月、3カ月、6カ月通勤定期券の金額を見直します。
販売が集中する定期券の多発期を分散させ、発券窓口の混雑の緩和を狙うほか、定期券更新にかかる乗客の負担軽減を図ることを目的としています。定期券の通用期間が長いほど、割安となる運賃を設定し、全体的な運賃体系の見直しも実施します。
今回の見直しは、郊外線、市内線とも、変更します。例として郊外線の3キロメートルまでの定期券は、1カ月定期券が4,370円から5,210円へ、3カ月定期券が13,470円から14,850円へ、6カ月定期券は25,530円から28,140円に値上げします。新設の1年定期券は、55,020円です。
また、均一料金制を採用する市内線では、1カ月定期券が6,240円から6,880円へ、3カ月定期券が17,790円から19,610円へ、6カ月定期券は33,720円から37,160円に値上がりします。新設の1年定期券は72,660円です。
なお、1年通勤定期券の運賃の計算方法は、1カ月定期券を12倍した額を12パーセント引きし、10円未満を端数を切り上げた額としています。その他の区間の運賃の詳細などについては、伊予鉄道のウェブサイトを参照ください。