国交省、のぞみ殺傷事件を受け鉄道各社に警備徹底を指示 荷物検査導入は「検討が必要」

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国土交通省は2018年6月12日(火)、参議院本館で行われた石井大臣の会見の中で、6月9日(土)に東海道新幹線の車内で発生した殺人事件を受けた同省の対応について、内容を明らかにしました。

これによると国土交通省は、事件が発生した翌日の6月10日(日)付けで、全国の主な鉄道事業者に対して、事件概要の周知と注意喚起を図りました。また、「見せる警備」の徹底、警察との連携強化、防犯カメラや非常通報装置の適切な運用など、鉄道におけるセキュリティの確保の徹底を図るよう指示、対応状況について1カ月後の7月11日(水)までに報告するよう文書で通知しています。

また石井大臣は、新幹線への手荷物検査の導入について、「旅客の利便性や運行の定時性を損なわずに円滑に手荷物検査の実施が可能かどうかといった点について、慎重な検討が必要と考えている」とコメントしてます。

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