山陽新幹線の接触事故、JR西が詳細公表「関係者への伝達に課題」

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通常の前頭連結器カバー

©JR西日本

JR西日本は、2018年6月14日(木)に山陽新幹線で発生した走行中の車両と人が接触した事故について、6月15日(金)、同社が把握している事故の詳細を公表しました。

公表によると、前頭部破損を確認した「のぞみ176号」は新下関駅に臨時停車し、先頭連結器カバー内の詳細な点検したところ、人の遺体の一部らしきものが発見されました。また、線路内の確認を行った結果、博多~小倉駅間の石坂トンネルの西側で人と接触したことが判明しました。

JR西日本は、今回の事象について、運転士が走行中に異音を感知しながらも指令所に報告しなかった点、また、小倉駅の駅係員が違和感を覚えながらも直ちに発車を止めることができなかった点について、「現場職員が事象を把握し、判断して行動したものの、それを関係者に伝えることに課題があった」としています。

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