JR西日本は2018年6月19日(火)、大阪府吹田市に所在する吹田総合車両所のリニューアルを実施すると公表しました。リニューアルは、建物の建替と耐震補強を行うもので、工期は2019年春ごろから2028年度末までの予定です。
JR西日本の公表によると、新しい車両所では「新世代車両の特徴を活かした新たな検修ライン」が導入されます。具体的には、編成一括車体昇降装置や台車等部品の自動搬送装置、自動塗装装置のほか、輪軸検査装置、高所からの墜落防止設備、台車枠反転装置なども導入される計画です。
JR西日本は、施設の改修に約470億円の事業費を充てる計画で、リニューアルにより、スムーズな検修の確立と生産性・車両品質の向上などが見込めるとしています。