わたらせ渓谷鐡道は、2018年9月1日(土)と9月8日(土)に、わたらせ渓谷線の終着駅である間藤駅から、かつての終着駅である足尾本山駅までの廃線跡を辿るツアーを開催します。
足尾本山駅は、足尾鉄道時代の1914年に開業し、国有化後も1987年までの貨物駅として使用された駅です。国鉄分割民営化後も、免許上はJR東日本から、わたらせ渓谷鐡道へと引き継がれ、1998年に正式に廃止となっています。
今回のツアーは、普段立ち入り禁止となっている間藤~足尾本山間の廃線跡を途中まで、係員の同行のもと歩くことができる企画です。なお、足尾本山駅の構内までは立ち寄りません。
なお、このツアーは、2018年4月から開催されていますが、今回の旅程から足尾銅山を見学するコースから、松木渓谷での植樹体験に内容が変更となっています。
参加資格は小学3年生以上で、小学生の参加には保護者の同伴が必要です。旅行代金は大人5,500円、小学生4,000円です。
行程は、桐生駅、相老駅、大間々駅に集合し、間藤駅まで向かい、足尾本山駅方面の廃線跡を徒歩で見学します。その後、松木渓谷に向かい、国土交通省の砂防事業を見学し、森林緑地再生のための植樹を行います。帰路は間藤駅から「トロッコわっしー6号」のトロッコ席に乗車し、大間々駅、相老駅、桐生駅まで戻ります。
参加を希望する場合は、わたらせ渓谷鐡道の営業企画課まで電話をかけることで申し込みできます。募集人数は各日40名です。詳しくは、わたらせ渓谷鐡道のウェブサイトを参照ください。