英高速鉄道「HS2」の車両製造、日立とボンバルディアが共同で入札参加へ

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日立がHS2向け車両として開発する車両のイメージ

©Hitachi Rail Europe

日立グループの日立レールヨーロッパは2018年7月4日(水)、イギリスで計画されている高速鉄道路線「High Speed 2(HS2)」向け車両製造について、カナダのボンバルディアと共同で入札に参加することを明らかにしました。

「HS2」の車両製造をめぐっては、イギリス政府が設立した「HS2 Ltd」が2017年に候補企業を公表し、日立とボンバルディアのほか、アルストム、シーメンス、パテンテス・タルゴの計5社の選定が明らかにされていました。車両製造者として最終選定された場合は、最高時速360キロで走行する車両の設計と製造、保守を担当します。契約金額は27億5,000万ポンド、日本円で約4,200億円となります。

「HS2」は、ロンドン〜バーミンガム間で2026年から運行を開始する予定の高速鉄道です。日立レールヨーロッパは、「High Speed 1」として敷設された高速鉄道「CTRL」向けの車両「クラス395」を納入した実績などがあります。

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