会社帰りの駅ビル滞在時間は平均51分 jeki駅消費研究センターが回遊行動調査

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会社帰りの駅ビル滞在 概要

©ジェイアール東日本企画

ジェイアール東日本企画(jeki)の駅消費研究センターは、会社帰りの20代から30代女性の駅ビル利用者を対象に、「駅ビル来店後の『買わない』時間を含む回遊行動全体」について調査を行い、その結果を発表しました。

調査結果を、駅ビル来店時の買い物意欲の有無と滞在時間の長短によって4つの象限に分けたところ、「買い物意欲があり、滞在時間が短い」人より、「買い物意欲がなく、滞在時間が長い」人の方がより購買傾向が強いという結果が得られました。「滞在時間の長さ」が来店時の買い物意欲以上に、購買に影響力を持つことが判明したことになります。

また、会社帰りの駅ビルの平均滞在時間は51分、立ち寄りテナント数は平均2.0カ所で、駅ビルを訪れる約7割の人が購入をしていることもわかりました。駅ビルへの来店を決めたタイミングは「当日、その駅ビルを見て衝動的に」、「当日、仕事帰りの移動中に」など非計画的なものが6割を占めます。移動中や駅ビル内といった、直前で行動喚起するような情報提供が重要になると同社は分析しています。

今回の調査は、1都3県居住の20代から30代の有職女性を対象にインターネットで行われました。駅ビルを「鉄道会社が運営」、「駅直結」、「エキナカ・地下街・モールではない」、「百貨店ではない」、「カテゴリーが食品・飲食のみではない」と定義しています。

jeki駅消費研究センターはエキナカ・駅ビルや駅前商業施を中心に、その消費の特徴について、徹底した生活者視点から調査・研究を行っています。

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