英トランスペニー・エクスプレス向け日立製高速車両、試験走行を開始

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トランスペニー・エクスプレス向け車両

©Hitachi rail Europe

日立レールヨーロッパは2018年7月25日(水)、イギリスの「トランスペニー・エクスプレス」に納入、運行される予定の高速車両「Nova 1」について、2019年の営業運転の開始に向け、試運転が開始されたと公表しました。最初の試運転はドンカスター〜ダーリントン間で実施されています。

トランスペニー・エクスプレスで使用される日立の高速車両は、2016年に両社間で締結された納入契約に基づき生産されるものです。日立は、標準型都市間車両「AT-300」を95両19編成製造、このうち、最初の数編成が山口県下松市の日立製作所笠戸事業所で製造され、その他の車両は、日立レールヨーロッパのニュートン・エイクリフ工場で製造されます。

日立は、笠戸事業所製造された最初の車両が2018年6月にイギリスに到着したと発表しており、車両はサウサンプトン港から陸上げされていました。トランスペニー・エクスプレスでは、イングランド北部やスコットランドを結ぶ路線で運行されます。

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