JR西日本、和歌山線の畠田駅で発生したドア扱いの誤りについて公表

JR西日本は、2018年8月5日(日)に和歌山線畠田駅でドアの扱い方について誤りがあり、降車予定の乗客が降りれなかったトラブルが発生したと公表しました。

発生時刻は16時44分頃で、該当の列車は、王寺16時40分発、奈良17時53分着予定の普通列車です。2両編成で運転しており、ドアは全部で8カ所ある編成を使用していました。

この列車はワンマン運転のため、駅停車時には先頭車の前寄り1扉と後寄りの1扉を開けるのが通常の運用です。ただし、駅係員のいる駅では、全車両の全扉を開放し、乗客の乗り降りを行います。

トラブル発生時の畠田駅では、全車両の全扉を開放するのが、本来の取り扱いでしたが、運転士は誤って、先頭車の前寄り1扉と後寄りの1扉しか、扉を開けませんでした。そのため、8名の乗客が畠田駅で、降りることができませんでした。

降車できなかった乗客8名は、隣駅の志都美駅まで向かい、うち7名は反対方面に向かう王寺行きの普通列車に乗車、残りの1名は志都美駅で下車しました。なお、畠田駅で乗車予定の乗客は、いませんでした。

JR西日本では、ドア扱いの誤りがトラブルの原因とし、今回の事象をほかの運転士にも周知し、あらためて指導、徹底していくとしています。

期日: 2018/08/05

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