JR貨物、2018年7月の輸送動向を公表 豪雨の影響で大幅減少

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JR貨物は2018年8月10日(金)に、2018年7月期の輸送動向について公表しました。2017年度は高速貨物の運休は263本でしたが、2018年度は「平成30年7月豪雨」や台風7号、12号の接近・上陸などにより高速貨物が1,655本、専用貨物が29本と大幅な運休となっています。これに伴い、公表された資料によると、コンテナ・車扱の合計は、前年比78.1パーセントと大幅に減少しています。なお、「平成30年7月豪雨」の影響により、不通となっている山陽本線については、トラックや船舶による代行輸送を実施しています。

コンテナ輸送は、山陽本線、予讃線、伯備線が不通になった影響により、すべての品目で大きく前年を下回りました。特に九州・中国地区に生産拠点を持つ自動車部品、化学工業品・化学薬品、紙・パルプの輸送や、九州・中国地区との間での積わせ貨物や食料工業品の輸送に大きな影響を受けました。これにより、輸送実績は前年比67.9パーセントと大幅に減少しています。

一方で、車扱貨物は、6月下旬に石油の価格が上昇傾向となったことに加え、厳しい暑さの影響によりガソリンの消費が増加したことや、セメント・石灰石の輸送量が堅調に推移したことにより、前年比106.6パーセントと増加傾向でした。

各品目の輸送実績など、詳しくは、JR貨物のウェブサイトを参照ください。

期日: 2018/07/01 〜 2018/07/31

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