関西国際空港を管理する新関西国際空港では、2018年9月13日(木)に、台風21号の影響によりタンカー船が衝突するなどし、9月4日(火)から運転できなくなっている関西国際空港のアクセス鉄道について、大きな損傷がなければ、9月21日(金)の運転再開を目途に復旧工事を進めると発表しました。
関空連絡橋では、鉄道線路側に割り込むようなかたちになっていた道路橋の撤去が進んでおり、今後はジャッキによる鉄道線の桁移動や、レールの再設置、ゆがみの補修などの軌道工事、架線の仮支柱の設置、架線の張替などの電気工事、通信機能の確認などが行われます。
また、空港島内の掘割が冠水した箇所では、ポンプ車による排水作業のほか、ATS、ケーブル等の点検・交換作業を実施します。
その後、実車走行による機能確認の試運転を行い、営業運転の再開を目指すとしています。詳しくは、新関西国際空港のウェブサイトを参照ください。