東急と伊豆急、首都高グループと鉄道保守管理システムを共同開発へ

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©東急電鉄

東急電鉄は2018年9月19日(水)、伊豆急行、首都高速道路、首都高技術とともに、鉄道保守技術を共同開発すると発表しました。

これは、鉄道施設の保守点検および管理作業の精度向上と効率化を目的に、首都高グループが開発した道路構造物の維持管理システム「インフラドクター」を活用し、鉄道用システムの共同開発を行うもので、道路維持管理システムを鉄道に適用した日本初の取り組みとなります。

「インフラドクター」は、レーザースキャンで得られる3次元点群データとGIS(地理情報システム)を連携させることで、異常箇所の早期発見、構造物の3次元図面作成、個別台帳で管理してきた図面や各種の点検・補修データの一元管理が可能となり、構造物点検の作業や維持補修計画の立案などの効率が大幅に向上できるシステムです。

鉄道版の「インフラドクター」の共同開発に向けて、今週から伊豆急行線を対象に、3次元点群データ計測車両を鉄道台車に積載して実証実験を行うほか、今年度中に東急線内でも実証実験を行う予定です。

今後は、実証実験の結果を基に、計測・運用方法や精度をさらに向上させ、鉄道の新しい技術として事業化するほか、空港など他分野の技術開発も行います。詳しくは、東急電鉄のウェブサイトを参照ください。

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