土木学会、平成30年度土木遺産を発表 鉄道関連からは5件を選定

公益社団法人土木学会は、2018年9月28日(金)に、「平成30年度土木遺産」を決定し公表しました。今年度に認定された土木遺産は24件で、このうち、鉄道関連では5件が選定されています。

選定されたのは、北海道の「山線鉄橋」、群馬県の「上毛電気鉄道関連施設群」、千葉県の「村田川橋りょう」、大阪府の「阪堺電気軌道と関連施設群」、奈良県の「近鉄道明寺線鉄道構造物群」です。

このうち、「山線鉄橋」は官設鉄道上川線の「第一空知川橋梁」を移設したもの、 「村田川橋りょう」は、東海道本線の「大井川橋りょう」を移設したものになります。「山線鉄橋」は道路橋に転用されていますが、「村田川橋りょう」は京葉臨海鉄道が使用しています。

「上毛電気鉄道関連施設群」「阪堺電気軌道と関連施設群」「近鉄道明寺線鉄道構造物群」は、現在も現役の鉄道施設で、建設当時の施設を今に伝える貴重な存在です。

各箇所の選定理由など詳しくは、土木学会のウェブサイトを参照ください。

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