この年はジジイは未だ新宿駅の駅務掛、この専務車掌の夏季の白い制服姿に憧れを持ち、「絶対に東京車掌区へ勤務できるように頑張るぞ」と意欲を持っていましたが、結果は23歳で上野車掌区松戸車掌支区に配属され、73系のボロ電で上野～取手間を往復する毎日でした。
28歳で上野車掌区へ転勤、未だ専務車掌にはなれずに「運転車掌」として、上野～水戸間、上野～宇都宮間、上野～高崎間の普通列車の乗務でした。当時は専務車掌は乗客のお世話専門で、運転車掌が20系でのドア開閉作業を行っていました。(勿論専務と共に車内検札も行います)
ジジイは35歳でやっと専務車掌になり、次は「チーフ」と呼ばれている車掌長を目指しておりましたが、残念ながら国鉄解体とＪＲ東になり、車掌長の職名は無くなってしまいました。