JR北海道は2024年4月1日をもって、根室線 富良野〜新得間を廃止することを発表しました。沿線自治体である富良野市、南富良野町、新得町、占冠村との協議の結果合意に至ったことから、2023年3月30日付けで、国土交通大臣宛てに鉄道事業廃止出書を提出しました。
根室線は総延長443.8kmで、廃止となるのはこのうちの富良野〜新得間の81.7km。同区間内の東鹿越〜新得間は、2016年の台風により被災し、2023年3月現在も不通となっているため代行バスを運行中。これまでの協議でも、復旧には莫大な費用がかかるとされ、廃止後のバス等への転換について議論が進められてきました。