鉄道係員への暴力件数は3年連続減少 2017年度は679件

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全国鉄道軌道事業者で発生した鉄道係員に対する暴力行為の発生状況

©国土交通省

国土交通省鉄道局総務課は2019年1月18日(金)、2017年度(平成29年度)に発生した鉄道係員に対する暴力行為の実態調査を公表しました。

この調査は2013年度(平成25年度)から、すべての鉄軌道事業者を対象に実施しており、暴力行為の実態を把握するねらいがあります。2017年度の暴力行為の発生件数は679件で、2016年度の825件から146件減少しました。これは2015年度、2016年度に続き、3年連続の減少でした。

発生件数は東京都が257件と最も多く、次いで神奈川県の87件、大阪府の51件の順でした。全体の61パーセントにあたる413件の加害者が飲酒ありの状況です。

国土交通省は今後も暴力行為の撲滅に向けて、警察関係者などと連携し、広報啓発活動などの取組みを進める方針です。

期日: 2017/04/01 〜 2018/03/31

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