ベトナムのホーチミン市は2017年5月26日(金)、2020年の開通を目指して進めている地下鉄工事において、清水建設などの日本企業が主体となり実施するシールド掘削工事の起工式を挙行しました。
この地下鉄工事は、ホーチミン初となる都市鉄道を敷設するもので、ホーチミン市中央部のベンタインから北東部のスオイティエンに至る「1号線」全19.7キロメートルのうち、オペラハウス駅とバソン駅を含む1.74キロメートルの地下区間をシールド工法などより建設します。当該区間は日本の清水建設と前田建設工業からなる共同企業体が工事を担当し、そのほかの区間は開削工法で建設されるトンネルまたは高架軌道となります。
5月26日(金)の記念式典では、清水建設の副社長のほか、ホーチミン市人民委員長などが出席しています。なお、清水建設は、当地下鉄工事においてオペラハウス駅とバソン駅の駅舎建設も担当します。
■ホーチミン市Youtube シールドマシンの概要