殺菌性能のある銅を配合した吊り革と手すりイメージ

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第一精工舎は2020年4月20日(月)、新型コロナウイルスの感染拡大を防止するため、殺菌性能のある銅を配合した吊り革3,000万円分を関西の鉄道会社に無償で配布すると発表しました。

このつり革は、第一精工舎の独自技術「フリーブレンド工法」を用いて作られており、樹脂パウダーに銅粉をブレンド加工し、銅の殺菌性能を最大限に発揮する、ウイルス接触感染対策商品です。すでに量産を開始しており、関西の鉄道会社には、5月に配布する予定です。

銅イオンの微量金属作用には、細菌類を死滅させる性質があり、日本銅センターで様々な実証試験が行われ、その効果は科学的に実証済みとなっており、新型コロナウイルスへの効果は、米国立衛生研究所(NIH)で立証されています。日本国内では、7月に試験調査結果を公開する予定です。

この製品は、日本銅センターが定めた規格に基づき、試験をクリアした製品として認定を受けた「CuSTARマーク」を取得しています。