東急電鉄は、2018年9月28日(金)から順次、スマートフォン向けアプリ「東急線アプリ」のリニューアルを行います。これにより、混雑の見える化を図り、分散乗車による快適な利用を促進するとしています。
新たに追加となる機能は、「駅視-vision(ホーム上混雑度)」、車両別混雑度表示、リアルタイム車両別混雑度表示等です。
「駅視-vision」では、これまで改札付近の混雑度をリアルタイムで表示する機能のみでしたが、駅ホームの構内カメラから取得した画像を解析し、リアルタイムに表示する機能「駅視-vision(ホーム上混雑度)」を追加しています。9月28日(金)現在は、田園都市線の三軒茶屋駅と、東横線の自由が丘駅での試験的運用ですが、今後、他の駅への導入を検討するものとしています。
また、車両別混雑度表示は、列車の車両ごとの混雑度を6段階に分けて表示するもので、すでに田園都市線で運用が開始されていますが、2018年11月から12月を目途に、東横線と目黒線での運用も開始します。
リアルタイム車両別混雑度表示等は、「列車走行位置」機能において、車両アイコンをタップすると当該列車の種別や行先、停車駅、時刻表に基づく到着時分などが確認できるよう機能を追加したほか、田園都市線の5000系全18編成では、車両ごとのリアルタイムの混雑度や車内温度などの情報を表示するようにします。この機能は9月28日(金)から配信を開始しています。
各機能の詳細な運用内容については、東急電鉄のウェブサイトを参照ください。