小池都知事、満員電車解消へ「時差ビズ」展開 会合に鉄道会社11社参加

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東京都は2017年4月28日(金)、東京・丸の内の「丸ビルホール」において、「快適通勤プロモーション協議会」第1回会合を実施しました。会合では複数の鉄道会社が参加し、小池都知事主導のもと新たに展開されるムーブメント「時差Biz」の詳細が公表されています。

東京都は、東京オリンピック・パラリンピックを意識した「2020年に向けた実行プラン」を2016年12月に策定、この中で都内鉄道の通勤ラッシュを解消することを目標に掲げており、4月28日(金)に実施された会合は同政策の一環として、JR東日本、東武、西武、京成、京王、小田急、東急、京急、東京メトロ、東京都交通局、首都圏新都市鉄道、東京臨海高速鉄道などの鉄道会社も参加して実施されたものです。

会合では、東京都が7月11日(火)から7月25日(火)までの日程で実施する予定の時差出勤ムーブメント「時差Biz」について、小池都知事が自ら説明を行いました。「時差Biz」参加鉄道事業者は、混雑の見える化、オフピーク通勤利用者へのポイント付与などに取り組むほか、鉄道利用者は、フレックス勤務、テレワーク、時差出勤などに取り組みます。小池都知事は、小泉内閣で環境大臣を務めていた2005年に、服装の工夫により冷房使用を控える取り組み「COOL BIZ(クール・ビズ)」を企画しており、今回展開される「時差Biz」はこの名称の一部を継承した形となります。

なお東京都は、7月に実施する「時差Biz」参加企業を募集しています。参加すると東京都「時差Biz」ホームページに社名が掲載されるほか、具体的な参加宣言を行うと表彰制度が適用され、積極性が認められた場合などに送られる「松本零士特別賞」の設置なども検討されています。参加方法の詳細などは、東京都のウェブサイトを参照ください。

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