東急と大田区、総合的なまちづくりを推進する協定を締結 第一弾は池上駅

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池上エリアリノベーションプロジェクト ロゴ

©東急電鉄

東京急行電鉄と大田区は2019年3月6日(水)、駅を中心とした地域の持続的な発展を目指し、「地域力を活かした公民連携によるまちづくりの推進に関する基本協定」を締結しました。協定の有効期間は2024年3月末日までとし、期間満了後の取り組みは再び両者で検討される計画です。

この協定は、駅を中心に地域の持続的な発展を図るべく、両者の強みを活かし、多様な視点から総合的なまちづくりを推進することを基本理念に、「地域住民の生活利便性の向上」、「ものづくり、商業、観光等の地域産業の活性化」、「多文化が共生する国際都市としての魅力向上」、「区民の主体性を活かした持続可能なまちづくり」を目的としています。

両者では、この協定に基づく第一弾の取り組みとして、池上線池上駅周辺をモデル地区とする「池上エリアリノベーションプロジェクト」を推進します。池上駅では、2020年度に大田区立池上図書館が移転する駅舎改良・駅ビル開発計画が進行中です。

このプロジェクトは、池上駅から本門寺に向かう参道を中心に、空き家・空き店舗などの遊休資産や公共施設の活用を通して、地域の人々と協働しながら進めていくものです。

具体的には、地域関係者やまちづくり分野の有識者を招いてのシンポジウムや、不動産オーナー向けの定期的なセミナーが開催され、地域の遊休資産の活用に向けた機運醸成を図ることや、池上で事業にチャレンジするプレイヤーの誘致、リノベーションプロジェクトの事業化支援、まちづくりの主体となる人材の育成、公共施設の活用検討、まちづくり推進拠点の開設・運営を行います。

このプロジェクトの中核を担う「まちづくり推進拠点」は、2019年5月中旬にカフェとイベントスペースから構成される「SANDO BY WEMON PROJECTS」を池上駅前に開設、小田桐奨さんと中嶋哲矢さんによるアーティストユニット 「L PACK」と、建築家の敷浪一哉さんが運営パートナーを務めます。

期日: 2019/03/06から

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