京成電鉄と北総鉄道は2019年7月24日(水)、千葉県印西市の印旛車両基地で「スカイライナー異常時合同訓練」を実施しました。
この訓練は、京成、北総の両社に重大事故が発生した場合の対応力や、技術力の向上、関係各者間の連携強化を目的に、2010年度から毎年実施されています。
2019年度は、東京2020オリンピック・パラリンピック大会の開催を控え、テロ発生時の対応力を一層強化するため、スカイライナーの車内に刃物を持った不審者がいる設定でした。不審者確保後の捜索で、車内に爆発物が発見され、千葉県警察本部、印西警察署と連携して訓練が進められました。
当日は、京成電鉄・北総鉄道両社間の連絡通報体制の確認、訪日外国人を含む利用者の避難誘導と負傷者救護、警察との情報伝達、報道対応、不審者の確保と爆発物処理訓練など、総勢約150名で実施されました。