国交省、鉄道各社の値上げを認可 関西大手は全社初乗り10円値上げ

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国土交通省は2019年9月5日(木)、鉄道各社から申請のあった運賃変更について認可し、消費増税の実施にあわせ、各社運賃が確定しました。いずれも10月1日(火)から、改定されます。

JRグループは、JR北海道のみ増税分以上のさらなる値上げを実施し、初乗り運賃は170円から200円に値上げとなります。他のJR各社も、JR東日本の電車特定区間を除き、全社で10円値上げされます。

関東地方の大手私鉄は、改定率1.839パーセント(%)から1.852%の間で値上げを実施します。初乗りは、全社IC運賃のみ値上げとなり、現金運賃の変更はありません。

関西の大手私鉄は、1.851%、または1.852%の改定を行います。初乗り運賃は、IC運賃の設定がないため、全社、現金運賃で10円値上げとなります。

このほか、名古屋鉄道は1.852%の改定を行うものの初乗り運賃に変更はなく、西日本鉄道は10円の値上げとなります。

■JR・大手私鉄各社の初乗り運賃 改定前後
現行新運賃
初乗り(現金)初乗り(IC)初乗り(現金)初乗り(IC)
JR北海道170円-200円-
JR東日本(電車特定区間)140円133円140円136円
JR東日本(地方交通線)140円144円150円147円
JR東海140円-150円-
JR西日本(電車特定区間)120円-130円-
JR西日本(地方交通線)140円-150円-
JR四国160円-170円-
JR九州160円-170円-
東武鉄道150円144円150円147円
西武鉄道150円144円150円147円
京成電鉄140円133円140円136円
京王電鉄130円124円130円126円
小田急電鉄130円124円130円126円
東京急行電鉄130円124円130円126円
京浜急行電鉄140円133円140円136円
東京メトロ170円165円170円168円
相模鉄道150円144円150円147円
名古屋鉄道170円-170円-
近畿日本鉄道150円-160円-
南海電気鉄道150円-160円-
京阪電気鉄道150円-160円-
阪急電鉄150円-160円-
阪神電気鉄道140円-150円-
西日本鉄道150円-160円-

期日: 2019/10/01から

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