日本初の路面電車「N電」 新天地へ

ニュース画像:ハピネスパーク交野霊園 設置翌日の様子 - 「日本初の路面電車「N電」 新天地へ」
ハピネスパーク交野霊園 設置翌日の様子

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日本初の路面電車「京都市電(N電)」が、2020年8月26日(水)大阪府交野市のハピネスパーク交野霊園に到着しました。この車両は、外装の塗装、内装の修繕を施し、秋には霊園の法要施設としてオープンする予定です。

京都市電(N電)は1912年(明治45年)の製造から1961年(昭和36年)まで北野〜京都駅前間を運行し、廃車後は大覚寺で保存され、その後大宮交通公園に展示されていました。園の再整備に伴い、京都市が譲受希望者を募っていました。

ハピネスパーク交野霊園には、周忌法要ができる法要施設や設備がなく、利用者から法要施設の設置を望む声が寄せられていたことから、今回法要施設として電車の誘致を決定しました。修繕にあたり、京都市電(N電)の姿をなるべくそのままに留め、整備が必要な部分も可能な限り当時の状態を再現していく方針です。京都市電(N電)の姿は、霊園の外からも見ることができます。

京都市電(N電)は、特殊車両で京都市の大宮交通公園を出発し、当日は多くの鉄道ファンが、その姿を見守りました。

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    ハピネスパーク交野霊園 設置翌日の様子

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  • ニュース画像:京都市電(N電) 車内

    京都市電(N電) 車内

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  • ニュース画像:京都市内を走る様子

    京都市内を走る様子

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